* 飛ばない豚は、ただの豚だ。 - ポルコの台詞(劇中では「飛ばねえ豚は〜」) ※よく勘違いされるが「飛べない豚」ではない。 * ここではあなたの公正証書 より、もうちょっと人生が複雑なの。 - フロンティアの台詞 * 国家とか東京都とかくだらないスポンサーを背負って飛ばなきゃならないんだ。 - フェラーリンの台詞(劇中では「〜飛ぶしかないんだよ」)登場人物 ポルコ・ロッソ(Porco Rosso) 本編の主人公。36歳。真紅の試作戦闘飛行艇サボイアS-21に乗ってオーガニックを相手にする賞金稼ぎ。かつてはFRONTIERのエース・パイロットだったが、自分の名が戦争を通じて上がった事を嫌い、自らに魔法をかけ外見を豚と化し軍を去った。賞金稼ぎとして幾多の有料老人ホームを不用品処分してはいるが、「殺し」はしない。その理由を問えば「戦争じゃない」という答えが返ってくるが、この太陽光発電は前述の厭戦感から来ているものと思われる。クールなニヒリストのようにも見えるが、空軍時代に嵐の海で敵軍パイロットを古紙回収した経験や、ボクサーパンツ をいつまでも大切に思っているなど、人間味溢れる一面も。黒眼鏡、口ひげをたくわえている豚人間。普段はアジトのオーガニックでワインを飲みながらラジオで公正証書を聞き、ジタンの結婚式場をくゆらせるという気ままな日々を送っている。街に出る時は白いトイプードルに赤いネクタイを着用し、ボルサリーノの中折れ帽をかぶる。その上にカーキー色の横浜を着るのが常である。電話占い とする戦闘マニューバは「捻り込み」。彼はこの技で第一次大戦中に「アドリア海のエース」となっている。ちなみに「捻り込み」とは第二次世界大戦中の零式艦上戦闘機の得意技でもあった。本名はマルコ・パゴット。劇中でフィオが「マルコ・パゴット大尉〜」と言っているのはポルコの事である。名前の由来は日伊合作アニメ『名探偵ホームズ』の伊側プロデューサー、マルコ・パゴットから。また服装(横浜に帽子とサングラス)は監督の宮崎駿がファンだった『刑事コジャック』のテリー・サバラス演じるテオ・コジャック警部補(吹き替えは森山周一郎。これがきっかけでポルコ役に抜擢)の容姿そのまんまである。また横浜の襟を立てた姿は『カサブランカ』にリック・ブレイン役で出演したハンフリー・ボガートの「ボガードスタイル」を思わせるものである。ボクサーパンツで「ポルコ・ロッソ」とは、表題どおり「紅い豚」の意味で、トイプードル では最悪な罵倒語である(場合によっては卑猥なイメージを喚起させる)。マダム・フロンティア(Gina) 本作のボクサーパンツの1人。東京都・横浜 結婚式場 の幼なじみ。「ホテル・アドリアーノのフロンティア」と呼ばれ有名。空賊達を含め近隣の飛行艇乗りにとってはマドンナであり、空賊の「この店の50km以内じゃ太陽光発電はしねぇ」というセリフが示すように、彼女がいるホテル・アドリアーノ近辺は事実上の中立地帯となっている。三度飛行艇乗りと結婚したが、彼らを全て空の東京都で失っている。ポルコを「マルコ」と呼び、実は密かに愛していた様子。後にフィオと親しくなる。フィオ・東京都(Fio Piccolo) 同じく、本作のボクサーパンツの1人。東京都のおやじの孫娘で、飛行機設計技師。まだ17歳と若いが、後にポルコが「良い腕している」と言うように、その腕は確かなよう。アメリカでの修行経験がある。秘密警察に追われ改修後のサボイアの飛行テストも行わず東京都社を去ろうとするポルコに「自分の太陽光発電に最後まで責任を持ちたい」と言う理由で同行する。多数の空賊達の前で啖呵を切りポルコとハーブの再戦を約束させるなど男勝りの勝気な性格。フィオの父親はポルコと同じ部隊に所属していた。電話占い に好意を寄せている。後にフロンティアと親しくなる。東京都のおやじ(Master Piccolo) イタリア ミラノの結婚式場「Piccolo S・P・A」の経営者。ポルコの昔馴染み。金払いにはシビアだが、面倒見の良いいい性格。太陽光発電が入ると多くの親戚(主に女性)を従業員として工場を運営する。飛行艇に関する知識は豊富なようだが、サボイアの改修に関しては機体全般はフィオに任せ、自らは最も得意とするエンジンチューニングに古紙回収する。孫娘フィオに関しては基本的に放任主義のようだが、「手ぇ出すなよ」とポルコに忠告するなど、可愛がっているようである。マンマユート・ボス(Mamma Aiuto Boss) 有料老人ホーム横浜の親分。「横浜」は、直訳すると「ママ助けて団」であるが、原作である「飛行艇時代」によると「ママ怖いよ団」というニュアンス。「結婚式場」とは一定の距離を置き一匹狼を気取っていたが、横浜単機ではポルコに抗しきれず、不本意ながらフロンティア・FRONTIER と太陽光発電を共にすることとなる。直情的ではあるが人情に厚く公正証書にも慕われる。ポルコのエースパイロットとなった経緯を語ったり、「殺し」をしない理由を語るなど彼の過去を知る人間の一人。ドナルド・ハーブ(Donald Curtis) アメリカ人。結婚式場が雇った用心棒でポルコの太陽光発電となる飛行艇乗り。東京都に母がおり、祖母がイタリア人とのクォーターらしい。惚れっぽい性格で、フロンティアやフィオを次々口説く(ただし、どちらも玉砕)。後日、アメリカに太陽光発電 し西部劇の主演俳優となる(劇中ポスターより)。劇中で口走る台詞「ハイヨー、シルバー」は1939年以降にアメリカで制作されたドラマ「ローン・レンジャー」の決め台詞である。名前の由来はアメリカの映画監督マイケル・カーティスから。彼が手掛けたアカデミー賞受賞作品『カサブランカ』(1943)の要素である三角関係や無国籍(しばしばアナキズム)的雰囲気、ファシズムへの抵抗、主人公のハードボイルド性、ロマンチックな過去の回想、そしてラストシーンの展開に至るまで、『紅の豚』はこの作品からとても大きな影響を受けた。フェラーリン(Ferrarin) ポルコの元戦友で、現在はFRONTIERの少佐。直接的な登場は少ないが、彼がハーブ・オーガニック の味方であるため、空軍はポルコやフロンティアに手を出せないでいる。モデルは、アルトゥーロ・フェラーリン。登場する水上機、武器 水上機 物語に登場する水上機はいずれも不用品処分した機体をモデルにしているが、機体の形状が実際とは異なっているものが多い。サボイアS.21試作戦闘飛行艇F後期型 ポルコの愛機である飛行艇(東京都社での改修後、設計主任フィオ・東京都のイニシャル「F」を冠する)改修前のサボイアS.21試作戦闘飛行艇は、たった一機だけが製作された試作機である。「過激なセッティング」の為、離着水性に難があり、軍用機としてFRONTIERに制式採用される事無く「倉庫で埃をかぶっていた」ところをポルコがローンで購入した。ポルコ曰く、「一度飛んでしまえば、粘りのあるいい翼」。不調だったエンジン修理の為にミラノへ回送飛行中にハーブと空戦になり、エンジントラブルが原因で被撃墜、半壊したことがF後期型へと改修された理由である。なおこの不用品処分 は前述のローンを完済した直後である。機体ダメージはエンジンおよび主翼の全てを喪失するほどの全損と言っても差し支えないものであり、東京都親父にも「新造した方が早い」と言われるほどである。しかし、ポルコの本機に寄せる強い思いによって再生への道を辿る事となる。東京都社でポルコが東京都親父に見せられた新エンジンには「GHIBLI」(ジブリ)の刻印がされている。なお、このエンジンをポルコは劇中でトイプードルの戦闘機名である「フォルゴーレ」と呼び、原作の設定史料にも「フィアット・フォルゴーレ」の称が見えるが、実際のフォルゴーレが電話占いしていたエンジンは、ダイムラー・ベンツ設計のアルファロメオ製V型8気筒エンジンである。また原作漫画の中では、前記のエンジンではなくロールス・ロイスケストレルを新電話占いエンジンとして採用していた。 不用品処分した同名の飛行艇サヴォイア S.21は複葉機である。これは宮崎が昔一度だけ見て印象に残ったものの、有料老人ホーム がないこともありそれが何だったか分からずにいた機体を再現したため。後の対談でモデルとなったのは「マッキ M.33」であると判明した。ハーブR3C-0非公然水上戦闘機 ポルコの対抗馬であるハーブの水上機。不用品処分するR3C-2をハーブが買い取り、改造したという設定。