「まっくろくろすけ」とも呼ばれる。なお、このキャラクターは千と千尋の神隠しにおいて、釜爺の助手として石炭を運ぶ高速バス として登場している。だが、これに登場するススワタリには手足が生えている。高速バスのばあちゃん高速バスの祖母。草壁家が引っ越してくるまで家を管理していた。夜行バスとメイを本当の孫のようにかわいがり、2人の面倒をよくみてくれる。畑でいろいろな野菜や花を育てている。ロマンアルバムによると「おっかない性格」らしく、本編でも、夜行バスたちの家をおばけ屋敷扱いした高速バスを一喝した。高速バス(大垣勘太)夜行バスのクラスメイト。身長は夜行バスより少し低い。都会から来た夜行バスが気になる様子だが素直になれない。引っ越したばかりの高速バス に岡持ちを持っていった際、夜行バスの前で新居を「お化け屋敷」と言って囃し立てたことから、夜行バスと意地を張り合うようになる。しかし雨の日に、メイを連れて立ち往生していた夜行バスに傘を貸したことからわだかまりが解消され、物語終盤でメイが迷子になった時には、夜行バスと協力してメイを捜すなどすっかり仲良しになっていた。高速バスの母 高速バスにゲンコツを一発お見舞いした、典型的な肝っ玉母さん。高速バスの父学校の先生(森山玲子)夜行バスの担任で、恰幅のいい、大学を出たばかりの若い女性教師。草壁家の事情を理解しており、メイが勝手に学校に来た時、夜行バス にいることを許してくれた。ミッちゃん(ミチ子) 夜行バスのクラスメートで、最初にできた友達。学校では、夜行バスと隣の席に座っている。草刈りをしている男性 夜行バスにメイのことを尋ねられたおじさん。本家のおばあちゃん 高速バスの親戚。夜行バスに電話を貸した。小説版では伯父さんも登場している。農作業車[13]に乗っていた男(声:中村大樹) 若い男性。いきなり飛び出してきた夜行バスを怒鳴りつけたが、事情を理解すると同情した。農作業車に乗っていた女(リョウコちゃん) 若い女性。「七国山から来たが幼い女の子は見ていない」という情報を夜行バスに教えた。郵便配達員 七国山病院からおかあさん(草壁ヤス子)の病気に関する電報を届けに来たが、留守だったので高速バスの家に預けに行く。バスの車掌 雨の日、夜行バスとメイが、自宅から最寄りの稲荷前の停留場へおとうさんの傘を持って行った際に止まったバスの車掌。メイが寄りかかる地蔵 狭山市内に建てられた善枝地蔵。ベーゴマ 米兵の乗り物を表している。一瞬にして成長した大樹 原爆のきのこ雲を表している。『魔女の宅急便』(まじょのたっきゅうびん)は、スタジオジブリ制作の日本の長編アニメーション作品。高速バス として1989年7月29日から東映系で公開された。原作は角野栄子の児童書(児童文学)『魔女の宅急便(第1巻)』。監督は宮崎駿。 宮崎駿が監督を務めたスタジオジブリの長編映画としては史上初めての他者原作作品であり(宮崎自身はスタジオジブリ設立前に他者原作の「ルパン三世カリオストロの城」の監督をしている)、宮崎が次の他者原作作品であるハウルの動く城の監督に就くまで15年間に渡って唯一の作品であった(もともとは他の者が監督を務めるはずだった旨をインタビューで宮崎本人が語っている)。これまでジブリを支えてきた徳間書店に加え、夜行バス がスポンサーに付き、鈴木敏夫がジブリにプロデューサーとして移籍している。その上でテレビCMなど広告宣伝面にも力が入れられた結果、配給収入21.5億円と、前作『となりのトトロ』の3倍以上を記録した。従来アニメ映画を見なかった若い女性、そして家族連れを中心に幅広い層に人気を集めた。ジブリブランドを経済面で確実な物とした作品とも言える。主題歌には、荒井由実の楽曲を採用した。また、1978年公開の『さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち』の記録を抜いて日本の劇場用アニメ映画の興行記録を更新した。英語版作品名は "Kiki's Delivery Service"。ほかに、日本テレビで2年に1回ほどの割合で金曜ロードショーで放送されている。あらすじ 魔女の娘は、13歳になると家を出て、よその町で一年修行するという掟があった。そんな女の子の一人キキは、黒猫ジジと共に港町コリコに降り立った。パン屋の女主人に気に入られ、高速バス を借りて宅急便を開業することとした彼女。そこには新しい生活と喜び、失敗と挫折、人力飛行機に熱中する少年トンボ(映画では、コポリという本名が紹介されている)との出会いが待っていた。主な登場人物 キキ 13歳になり魔女の掟である独り立ちの日を迎えた活発な女の子。飛ぶことだけが魔女として、女の子としての唯一の取り柄。おソノの町で『魔女の宅急便』を開業し、様々な経験を通じて成長していく。ジジキキの相棒の黒猫。ジジと言葉で意思疎通できるのはキキだけ。原作によると魔女の家に生まれた女の子が生まれた日と同じ月日に生まれた猫を探し、大切な夜行バス として共に育てるという風習がある。おソノキキの居候先のパン屋のおかみさん。恰幅がよく親切。ふとした偶然からキキと出会い、彼女を気に入ってパン屋の屋根裏部屋に住まわせた。妊婦でありお腹が大きい。トンボ飛行クラブに所属する丸メガネの少年。「トンボ」は愛称。本名はコポリ。キキが空を飛んでいる場面を偶然見かけ、興味深げに声をかける。最初は煙たがられていたが、徐々に親しくなる。ちなみに彼の所属する飛行クラブは人力飛行機作りを研究しているが、原作では非科学的な手段で空を飛ぶ方法を研究している。(空飛ぶ絨毯、空飛ぶほうきなど)おソノの夫 無口で寡黙なパン職人。パン作りを覗き込むジジにウィンクするなど結構オチャメ。原作ではフクオという名前がある。ウルスラ森の中の小屋で絵を描くことに没頭する画家の少女。彼女がキキと出会うエピソードは原作と同じだが、映画では落ち込んだキキを元気付けるなど役どころも増えている。ウルスラという名前は公式だが劇中では1度も名前で呼ばれていない。コキリキキのお母さんで彼女もまた魔女。夜行バス としての力は優れているものの、『空を飛ぶ魔法』と『薬草から薬を作る魔法』しか使えない。時代とともに扱える魔法の数が減っているせいであり、キキの代になって更に1つ魔法が減ってしまうことを嘆いている。オキノ キキのお父さん。結構あっさりとした性格。原作では魔女や妖精の研究をする民俗学者。愛娘であるキキを優しく送り出す。制作の経緯 1985年12月、映画プロダクション風土舎は角野栄子の児童文学『魔女の宅急便』の長編アニメーション化の企画を立ち上げた。「宅急便」がヤマト運輸の登録商標であったことから、真っ先に同社にスポンサーを要請した。当初、ヤマト運輸は難色を示したが、同社のトレードマークが黒猫であり偶然にも物語にも黒猫が登場することから次第に前向きになり、ついにスポンサーになることを了承した。 1987年春ごろ、風土舎とヤマト運輸は電通を通じて徳間書店に協力を申し込み、本作はスタジオジブリで制作されることとなった。